LaLaの散歩道 (令和6年 春号)

PL第005号

今回の介護保険の改定は、各サービス事業所ではいかがだったでしょうか?

今回の散歩道は、介護保険制度の成立について書かれているジョン・クレイトン・キャンベルさんのレポート?が興味深かったのでご紹介。

日本の介護保険の成立過程を、ドイツの制度と比較しながら論評されています。

財務省が消費税の増税を正当化したかった、大企業も健康保険の節約になると考えた事等、時代背景もあったようです。

サービスの選択等に関しては、フェミニストが家族介護を支えることではなく、終わらせることであったこと等、現金給付ではなく、現物給付の選択の理由の一つに挙げていました。初年度は受給資格を持つ人のわずか40%程度の利用見込みだったようで、徐々に増加していくというものであったが、長い目で見るとコストがかかったとの事でした。

以前テレビ(だったと思う)の憲法の成立過程の取材で、アメリカの関係者の一人に話を聞いた際、50年間も憲法が変わっていない事に驚いていたような覚えがあります。

介護保険に関してはどうでしょうか、居宅の介護の変更は、BCPや虐待防止を運営規定等に盛り込む必要がありましたが、大改定ではなかったようです。もし自分が介護保険制度を政策する立場だったら、後継者に不備等あれば修正を期待するでしょう。また、自分が改定をする立場だったら、大先輩が政策した保険制度を大きく変えるのには抵抗がある気がします。その時の時代背景もあるので、3年に一度少し改定するよりは、10年~20年に一度、全部を見直すような大改定の方が個人的にはよいような気がしました。皆さまは、介護保険の政策過程の下記レポートを読んでどんな印象を受けるでしょうか?もしよければ、いつか感想などお聞きさせて頂ければ幸いです。お一方のレポートなので、内容に偏りなど心配な場合等は他書籍等参照願います。

書籍の紹介

日本とドイツにおける介護保険制度成立の政策過程 ジョン・クレイトン・キャンベル(John Creighton Campbell)著 (訳:斎藤 暁子)
https://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/jss/pdf/jss6002_249277.pdf
KOKUBO(コクボ) 小久保工業所 大根おろしニャン KK-478
今回はほっこりする猫グッヅをご紹介